ひざ痛の予防・リハビリ

再生した軟骨を評価する方法

軟骨が傷んでいるかどうか、簡単に調べる方法があるといいですよね。

整形外科医は、以前から、そういう方法がないかと思っていました。
軟骨の状態を直接調べられれば、痛みが出る前に治療を開始できるようになる可能性だってあります!
そうすれば、膝が変形しないで済むかもしれません。

形の異常は、レントゲンで見ることができます。
今までのMRIであれば、軟骨の厚みなどは見ることができます。
ただ、軟骨の質を見るための良い方法は、なかなかありませんでした。

この論文の方法を使えば、軟骨の中の状態を把握することができます。

音響波のセンサーを使い、実際の軟骨の質を評価できるそうです。
使い方としては、軟骨の表面にセンサーを当てるだけです。
それだけで、軟骨の物理的な特徴を測れるそうです。
関節鏡で関節の中を見ている時に使うことができ、東海大学医学部の整形外科で行っている再生医療(軟骨細胞シートを使った)でも使われています。

再生医療では、再生させた組織を評価する方法も重要になります。
評価する手段が沢山研究されることは、とてもありがたいことです。

◆参考文献
石原美弥, et al. “軟骨再生医療の評価に用いる光音響法の開発.” 日本レーザー医学会誌 26.1 (2005): 53-59.