銀座院スタッフ

変形性膝関節症と半月板損傷について

変形性膝関節症と半月板損傷について

銀座院スタッフ

変形性膝関節症と半月板損傷について

変形性膝関節症と半月板損傷について

こんにちは。

整形外科の服部です。

それにしても寒いですね。

今朝は靴下2枚で仕事をはじめましたが、足がす~す~するので落ち着かず、

只今、通勤で履いてきたタイツ(CWX;ワコール←これ結構いいですよ)をスラックスの下に仕込みました。

これでもう安心です。

寒い寒い、言っていても仕方ないので何とかして寒さを楽しみたいと思っています!

 

当院ではカウンセリング前にMRIを撮って頂いています。

膝の痛みで整形外科を受診されると膝のX線撮影をされることは多いと思います。

関節裂隙の狭小化や骨棘、軟骨下骨の骨硬化、骨の辺縁の不整などあれば変形性膝関節症と言えます。

そこで診断がついてしまうと、治療に移る場合が多くMRIをとるケースは多くはありませんが、

実際にMRI撮影をしてみると、かなりの確率で半月板損傷を認めます。

 

そして、この半月板損傷に対して関節鏡下に部分切除を行っても

除痛効果は術後半年程度に限定されるというデータがあります。

これは半月板自体が直接痛みに影響する割合が少ないことを示しています。

しかし半月板の損傷は軟骨、骨へのダメージに繫がり変形性膝関節症に進行します。

 

この変形性膝関節症の初期の段階から治療できるのが培養幹細胞治療です。

脂肪幹細胞が骨細胞や軟骨細胞に分化するとともに

炎症を抑え、免疫反応を抑制し、体内の細胞の再生を刺激する成分を産生します。

そして、膝の痛みの改善につながります。

 

変形性膝関節症の機序についてもまだ解明されていないが多くありますので、

更にその先の培養幹細胞治療ともなれば未知の部分は大変多いのですが、

当院の治療効果でもって未知の問題の解決につながればいいと考えています。

一歩ずつですが、前を向いて歩いています。

寒さに負けず、がんばります!

それでは、また。

ごきげんよう