銀座院スタッフ

田中将大投手のPRP治療 気になる経過について

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ひざが痛い原因

田中将大投手のPRP治療 気になる経過について

田中将大投手の状況について、経過が良いような話が多くでてきていることは、なによりな事だと思います。

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ただ、まだまだ心配は尽きません。
例え順調に肘が治ったとしても、肘の故障を起こした「原因」が取り去られた訳ではありません。
同じように負担をかけ続ければ、また損傷してしまう可能性もあります。

PRP治療だけでなく手術も含めて、治療をしただけで全てが解決することはほとんどありません。治療後にしっかりと機能を回復し、再発を予防してこそ、治療が成功したと言えると思います。

今回の故障の原因として、スプリットの投げ過ぎ、登板間隔の短さ、ボールの質など、色々なことが言われているようです。
どれが真の原因なのかはさて置き、故障の原因には努力して取り除くことができるものと、努力しても取り除けないものがあると思います。
アスリートは多かれ少なかれ無理をしているという話はよく聞きます。
無理をしなければ、結果を残せない世界なのかもしれません。
そのために、多くの原因が取り除けないものなのかもしれません。
それでも、取り除ける原因は極力取り除き、取り除けない場合は、影響を最小限にする努力が必要だと思います。
本人、スタッフ、経営陣、一丸となって選手を守ってこそ、一流のプロスポーツと呼べるのではないでしょうか。

スポーツ業界で、治療の為に医者が必要となるケースが減っていくことを心から願います。