炎症の症状は「炎症の4徴候」発赤・熱感・腫脹・疼痛
ひざが痛い原因
炎症の症状は「炎症の4徴候」発赤・熱感・腫脹・疼痛
炎症は、体の中で起こる一種の免疫反応です。
ケガをしたり、菌に感染したり、体に負担がかかった時に起こります。
炎症の症状として
① 発赤(赤くなる)
② 熱感(熱を持つ)
③ 腫脹(腫れる)
④ 疼痛(痛みがある)
の4つがあり、これらをまとめて、「炎症の4徴候」と呼びます。
炎症がある場所には、この4つの症状が揃っています。
時々、痛みがあっても、腫れや熱、赤みなどがないことがあります。
この場合、痛みの原因が炎症ではない場合が多いです。
例えば、硬さ。
体の組織、例えば、腱や筋肉、関節を覆っている膜などが硬くなると、動かした時に痛みを感じます。
この痛みが起きる時、炎症は起きていません。
痛みがある場所に炎症があるとは限らないという事になります。
炎症の起きていない痛みには、消炎鎮痛薬が効きにくいことが多いです。
硬さのために痛みがある場合には、ストレッチなどで組織を柔らかくするのが効果的です。