ひざ痛の治療

なぜ、人工関節置換術後の患者さんは満足しないのか

日本整形外科学会の雑誌に興味深い内容が掲載されていたのでご紹介させていただきます。

 

題名は「人工膝関節置換術後の患者満足と日常活動を行う能力との関係:なぜ患者は満足しないのか」

というものです。

 

人工膝関節置換術後に痛みが取れるの確率は70%とも80%とも言われています。

 

人工関節置換術は、昔からある、とても良い治療法です。

長所も短所もよく検討されています。

歩けなかった方が、歩けるようになるぐらい、パワフルな治療法です。

 

それでも、ここ最近、満足度が低いと言われています。

 

この論文では、日常のどのような動作で、不満足を感じるかが書かれていました。

 

階段を上り下りする

車に乗り降りする

しゃがみこみ

 

こういった動作が不自由だと、不満足を感じると書かれていました。

 

逆に考えれば、この動作で満足感を感じてもらえる治療であれば、治療自体の満足度も高くなるということになります。

 

日常生活動作ができるということは、本当に大切なことだと思います。

 

◆参考論文

題名 人工膝関節置換術後の患者満足度と日常活動を行う能力との関係:なぜ患者は満足しないのか」

著者 中原寛之 et al

雑誌 日整会誌 89(4)2015 p.269

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