ひざ痛の治療

やはり圧力 -軟骨治療における荷重負荷の影響-

第14回日本再生医療学会で発表されたポスター演題で、興味深い内容の発表がありましたので、報告したいと思います。

学会の初日、3月21日に発表されたポスター演題です。

題名は「骨髄間葉系幹細胞を用いた軟骨治療における荷重負荷の影響」

発表者は広島大学大学院 整形外科の原田洋平さん達です。

内容を要約すると「幹細胞を関節の中に入れた後、関節の表面に圧力を加えないようすると軟骨の出来が良かった。しかし、ずっと圧力を加えないと組織が完成しないので、程ほどのタイミングで圧力を加えるようにする必要がある」ということになります。

組織再生にはメカニカルストレスが重要だということは以前より分かっていました。

圧力と摩擦の組み合わせが、軟骨形成を促進します。

この発表では、細胞を移植した後1ヶ月ぐらいは圧力を加え過ぎないようにし、1ヶ月後からは圧力を加えるのが良いと示されていました。

実際の治療では、1か月間も体重をかけないための手術を受けてもらうことは実用的ではないように思います。

1ヶ月ぐらいは無理をし過ぎないようにしてもらい、1か月後からアクティブに活動してもらうのでも良いのかもしれません。

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