変形性膝関節症の一般的な治療について

こんにちは。

整形外科、服部です。

お久しぶりで、すみません。

皆様お元気ですか?

 

少し暖かくなりましたが、この花粉症の季節、皆様はいかがおすごしですか?

私はマスク必携で、眼はかゆく、花はムズムズです。

 

さて当院にお越し下さる方の多くが変形性膝関節症の状態でいらっしゃいます。

どんな治療があるのでしょうか。

当たり前かもしれませんが、ここでお伝えしておこうと思います。

 

まずは保存的治療で出来ることをしてみるのが良いと思います。

どうせ効かないんでしょ?なんて、

やってみてからでも、遅くないでしょ?

①大腿四頭筋筋力訓練

②インソール(膝の状態によりインソールの形状が異なります)

➂ヒアルロン酸注入

 

その後効果がなく、日常生活に支障がある場合には手術を勧められることがあると思います。

手術には下記のようなものがあります。

●骨切り術(脛骨高位骨切り術、大腿骨骨切り術)

●人工膝関節置換術

●半月板の切除や縫合、再建術

おおよその適応はありますが、医師の考えにより細かなところは少し変わってくるかもしれません。

そもそも、初めての患者様がどんな生活をしていてどれくらい困っていらっしゃるかは

雑多な保険診療の5分診察ではなかなかわかりきらないことが多いです。

もちろん、長くお付き合いする中で色々な状況が分かってきて、

そろそろ手術をした方がいいのではないかと提案することもあります。

しかし、初めて膝の痛みで受診された患者様が、どれほど困っていらっしゃるかわかるまでには

いろんなことを聞き出さなくてはならず、時間がかかります。

とても5分で終わる内容ではありません。

大体午前3時間の診療の中で医師は30人から40人の患者様を診療します。

(もちろん医師や病院により違いはあります)

すると、計算では5分以上かけられないのです。

これは、医師や病院の言い訳かもしれませんが、

私も当院に来て、お一人の患者様に1時間のカウンセリングをしてはじめて

ご来院いただいたすべての皆様がどんな経過をたどってこられたか、

お膝の痛みでどれほどお困りかが良く分かるようになりました。

涙なしでは語れない、辛いお心を聞き涙してしまうこともあります。

 

 

お膝のお痛み具合を理解したうえで、

膝の診察、MRI評価をお伝えし当院の治療提案ができる方についてはお伝えしています。

必ず、まずは保険診療が基本であることをお伝えし、保険診療を知って頂いたうえで当院の治療提案を

致します。

 

当院の治療としては、ご存知のように

①PRP-FD

②培養幹細胞治療

の大きく2本立てです。

適応がない場合もあります。

それでも、現状より良い状態を求めて一つの治療提案ができればうれしいと思っています。

 

長文、お読みくださりありがとうございます。

 

 

それではまた、ごきげんよう。

 

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服部 麻倫

【執筆者】服部 麻倫

東京ひざ関節症クリニック銀座院 院長。一般整形からスポーツ整形まで、前職では幅広く診療した経験を持つ整形外科専門医。中学生野球チームを対象にしたメディカルチェックは、現在も欠かさず行っている。

<所属学会>日本整形外科学会

<資格>医師免許(医籍登録番号421466)/日本整形外科学会認定専門医/日本整形外科学会認定リウマチ医/日本体育協会認定スポーツドクター