ひざ痛の予防・リハビリ

関節に圧力を加えながら動かす

関節の表面に多くの軟骨を作るためには、適度な圧力を加えながら関節を動かす必要があります。

これは、私の大学院時代の同期が行った研究の結果です。(http://online.liebertpub.com/doi/abs/10.1089/ten.2006.0181

適度な圧力と摩擦を同時に加えることで、軟骨の層が厚くなったという研究です。

この理論を応用することで、人の関節軟骨の修復を補助することができると考えています。

しかし、このような物理的な負荷を加えるトレーニングを行おうとすると、実はちょっと難しいです。

スクワット動作で行おうとすると、完全にしゃがみこまなくてはなりません。

そうなると、高齢の方では転倒するリスクが高くなってしまい、安全に行ってもらうことができません。

座った状態で、単純に膝の曲げ伸ばしだけを行うのでは、関節の表面に圧力が加わりません。

そこで、現在、適切な圧力と摩擦を関節の表面に加えられる方法を、道具と使って行えないか検証しています。

この方法が完成すれば、当院で行っているSCAFF天然関節治療の治療成績が更によくなるのではないかと思っています。

なるべく早く、最適なトレーニング方法を見つけたいと思います。