銀座院スタッフ

変形性膝関節症の疫学

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変形性膝関節症の疫学

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日本にはレントゲンで変形性膝関節症(膝OA)と診断される方が推定で2400万人、症状がある方が800万人、病院を受診している方が130万人、人工関節手術が毎年7万~8万人と言われています。高齢化の進展と共に、ますます増加すると予想されています。レントゲンはKL分類という分類でGrade2から膝OAと診断され、Grade4は手術適応ありとされています。膝OAの方は大きく分けて、肥満性の膝OAと加齢性の膝OAがあります。肥満性だと減量の効果は有効で、体重の10%減量できると痛みが50%改善するとのことです。加齢性の膝OAは筋肉が減少するサルコペニアとバランス感覚の低下が決定的なので、リハビリが特に必要となります。特に問題となる膝OAの痛みは近年の研究によると、関節内が6割、関節外が3割、残り1割が神経障害性疼痛だそうです。