ひざが痛い原因

PRPの変形性膝関節症に対する効果

第30回 日本整形外科学会基礎学術集会から、興味深い題材を紹介しています。

 

本日、ご紹介するのは、この演題です。

 

題名 :日本人変形性膝関節症患者に対する多血小板血漿関節内注射治療の短期成績

 

発表者 :谷口悠先生(筑波大学)等

 

変形性膝関節症を多血小板血漿(PRP)で治療を行い、その半年後にどの程度効果が出ていたかについてまとめた演題です。

 

筑波大学はPRPでの変形性膝関節症治療に積極的に取り組んでいる大学の1つです。

 

今回の演題では、6か月後の時点で、痛みが半減した割合が66.7%だったと報告されています。

 

正直な印象ですと、もう少し割合が高くてもいいと思いました。

 

たぶん、血液を使う量による影響で、割合が低くなっているのではないかと思います。

 

筑波大学では36mlの血液から作ったPRPで治療を行ったそうです。

 

当院では、その倍量70ml弱の血液から作ったPRPで治療を行っています。

 

以前は、当院でも36mlの血液から作ったPRPで治療を行っていたのですが、効果が出にくい方がいらしたため、量を増やして治療を行うようにしました。

 

量を増やして以後、明らかに治療効果が高くなった実感があるので、やはり元々の血小板の量が治療効果に影響するのではないかと感じています。

 

血小板の治療効果は、中に含まれる成長因子などによります。

 

使う血液の量が多いほど、成長因子の量も増えるので効果が高くなると思っています。

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