【変形性膝関節症】の仕組み
変形性膝関節症
【変形性膝関節症】の仕組み
皆様、こんにちは。
本日のスタッフブログを担当致します、看護師の須田申します。
本日は当院患者様のほとんどが抱えているご病気
「変形性膝関節症」についてお話しさせて頂ければ共います。
膝の関節が変形して、痛みや腫れが出る病気を「変形性膝関節症」と言います。
膝のレントゲンを撮って、「膝の関節がすり減っていますね」と言われる時、
このご病気になっていることが多いです。
変形性膝関節症は、関節に負担をかけすぎて、
徐々にすり減ってしまった結果として発症したように説明されることが多いのですが、
実は関節がすり減っている訳ではありません。
膝に負担がかかった結果、
細胞からタンパク質を分解する酵素が出て、
関節の軟骨を分解したために起こります。
この酵素はMMPと呼ばれ、特にMMP13が関節の変形と強い関係があると言われています。
関節の中で炎症が起きたり、軟骨への負担が多くなると出てきてしまいます。
ですので、お膝の変形を予防するためには、
・早めに炎症を抑える
・軟骨にかかる負担を減らす
この2つの事が大切になります。
当院には、この分解を抑制することの出来る治療方法がそろっておりますので、
変形性膝関節症でお悩みのみなさま、是非一度ご相談にいらしてください。