外反母趾

【外反母趾と靴、ハイヒールの関係】

こんにちは!

東京ひざ関節症クリニック銀座院のトレーナー、柔道整復師の岡村です。

本日はゲストのお悩みの中でとても多かった靴のお悩み、そして外反母趾との関係についてお話させていただこうと思います!

 

外反母趾とは

外反母趾とは足の母趾(1番目の指)がMP関節(第二関節)の所でが外に反ってしまう症状のことを言います。

進行すると母趾が捻じれてしまうという特徴があります。

要因としては加齢や遺伝などがあり、体重の増加やハイヒールなどつま先が狭い靴を履くことで起こりやすいと言われています。

足の指が外を向いてしまいますので内側が当たり痛みが生じ生活に支障をきたしてしまうのです。

 

一番に伝えたい事!

色々な治療法や運動療法があるのですが本日は靴にスポットあてて話させていただきます。

まず、一番にお伝えしたいのが、「靴はしっかり、履こう!」です。

私も論文や本を読ませていただいて正しく根本的な所を突かれた気がして目から鱗が落ちました。

日本人は靴を手を使わずに、足だけで履く文化があるということです。

足だけで履いてしまうと、靴紐が緩んだ状態でになり靴の中に遊びができてしまうという事と、踵を踏んでしまい靴の機能を損ねてしまうということが起こるそうです。

ですから、しっかり椅子に座ってしっかりと靴を履きましょう。

今さら!と、お思いでしょうが靴の履き方もしっかりと復習しておきますね!

 

靴の履き方

①ひもをゆるめ、つま先を入れる

②踵を床に押し付けるように履く

③足にフィットするように履く

④歩いて確認する

 

そして、靴の種類によっても外反母趾の原因になる靴があるとのことでした。

つま先が狭い靴、そしてヒールが6cm以上あると横アーチと言われる足自体ののクッションがつぶれてしまうということです。

特に20代から履いていると30代の頃から履き始めるより外反母趾になりやすいというデータもあります。

 

 

女性の中にはハイヒールを履かなければならない職場であったり、冠婚葬祭でフォーマルな靴を履くことにより痛みが出てしまうといったお悩みもあるかと思います。

データによると6cm以上のハイヒールを履いたことがあるという女性は99.9%、その中で83.9%は何らかの障害を経験したことがあるということです。

ハイヒールやパンプスは脚を綺麗に見せることができると言われています。

しかし、機能性との両立は非常に難しいのが現状です。

男性の私には到底、創造のつかない苦労もされていらっしゃることかと思います。

まずは、靴自体の選び方を述べたいと思います。

 

靴選びのこつ

靴選びのコツとしては、

①ヒールが5cm以下

②足幅を超えたサイズを選ばない

③つま先が広く指の自由が効く靴を選ぶ

そしてストッキングをはくことにより前に足が滑ることを防ぐために以下の2点も追加します

④足首のベルトやストラップを使用して前に滑るのを防ぐ

⑤アーチサポート(土踏まずのサポート)を入れて前方に滑るのを防ぐ

 

と、言ったようなことが挙げられます。

 

そして、靴選びは大変に難しいのでシュ―フィッターのいるお店で相談してみてください。

どうしても、高いヒールを履かなければならない時は、その現場や会場でヒールに履き替えるという手段もカラダを守ることに繋がるのではないでしょうか。

 

靴選びは本当に難しいと思います。

そして愛着があり履きやすい靴もあると思います。

踵が擦り減っている靴を履き続けている方もたくさん見てまいりました。

踵が擦り減ってしまった靴を履き続けることで、さらなる痛みを起こすこともあります。

それは外反母趾だけではなく、膝への負担を増すことも意味しています。

擦り減ったら、修理店で張り替えてもらったらい新しい靴を新調するのもいいかもしれません。

靴は毎日使用するもので、もはやカラダの一部です。今一度、靴選びに関して考えてみるのはいかがでしょうか。

 

 

参考文献

1内田俊彦,東佳徳:外反母趾の保存療法-足底板の作製に関して- MB Orthop.29(4):25-31,2016

2)池澤裕子:婦人に受け入れられる靴  MB Orthop.31(3):31-35,2018