銀座院スタッフ

【今こそ!サウナに入ろう!】

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入浴

【今こそ!サウナに入ろう!】

こんにちは!

東京ひざ関節症クリニック銀座院、トレーナー、柔道整復師、岡村です!

 

本日は私が大好きなサウナの効果についてお話いたします。

今、サウナブームが到来していますが同時にの健康効果に関して見直されています。

 

サウナの健康効果

サウナのメリットはまず『脳とカラダの疲労が取れてスッキリする』と、いうことです。

そして、『免疫力が高まり感染症のリスクが低下する』ことも言われているのです。

 

①脳と体の疲労が取れる

お風呂との最大の違いは、血流を改善しカラダの疲労をとるだけではなく、脳の疲れがとれることにありあます。

人間は、ぼ~っとしている時にも色々物事を考えてしまうのです。

この状態をデフォルトモードネットワーク(DMN)と呼び、脳のエネルギーの70~80%が奪われることになります。

サウナに入り強制的に入思考が停止されるため、DMNの脳のエネルギー消費量が抑えられます。

そのため、カラダだけではなく脳の疲労回復にもなるのです。

 

もちろん、温熱効果による肩こりや腰痛の解消にも効果があるといわれています。

 

②免疫力があがり感染症のリスクが下がる

サウナに入ると体温が温まりヒートショックプロテインといわれるたんぱく質が発言します。

このたんぱく質には、熱でダメージを受けた細胞を修復する役割があるのですがその細胞に免疫細胞が含まれているのです。

ヒートショックプロテインにより免疫細胞が修復され感染症のリスクがさがるのです。

正しいサウナの入り方

サウナの入り方ですが、サウナ→水風呂→外気浴がワンセット!

これを3-4セット繰り返します。

 

 

サウナ

サウナを出る時間は自分の体調に応じて判断しましょう。

一番正確なのは脈を基準にするとよいでしょう。

理由は自律神経の状態を客観的に把握することができるからです。

平常時の脈拍数の2倍がよいのですが、脈をはかるのが煩わしいと思った方は、背中が温まった時に出るようにしましょう。

人間が持っているセンサーは顔と手が敏感になっていて、顔や手が温まり始めたときはまだ全身が温まっているわけではないのです。

そして背中は深部体温をセンサーできる場所であり風邪をひいたときに背中が身震いするのはそのせいです。よって、背中が温まった時に出るようにするといいでしょう。

 

水風呂

温まったカラダを冷やすために、次は水風呂に入ります。

 

水風呂には心臓に負担をかけないために息を止めずに入る。

出る目安は、早まった脈が平常に戻った時です。

長く入りすぎてカラダが冷えないように注意しましょう。

 

外気浴

サウナ→水風呂という人体の危機的な状態を脱した後に、外気浴を行うことで交感神経に引っ張られていた分、反動がつき今度は副交感神経が優位になります。

これにより、日常、ストレスにさらされている状態ではたどり着かないほどの副交感優位の状態になるのです。

サウナと水風呂に入る事により出たアドレナリンがまだ残っている状態でかつリラックスをしているという、いわばゾーンのような状態になります。

この状態が【ととのう】ということではないかと、言われています。

 

サウナに入る時の注意点!

しかし、サウナによる事故も忘れてはいけません。

サウナは過酷な環境の為に、次の人は必ず医師に相談して下さい。

 

・心臓血管系の疾患がある人

・透析中の人

・子ども(10歳以下)

・妊婦さん(特に妊娠初期と後期)

・感染症を持っている人

・泥酔、あるいは二日酔いの人

・風邪を引いている人

 

以上の自律神経の調整が難しい、脱水を起こしやすい状態の方は注意が必要です。

体調が悪い時も無理をせず、見送る決断をいたしましょう。

 

おわりに

コロナ禍において自分が思っている状態よりも疲れていることでしょう。

忙しい日常に一息ついて、カラダも脳もゆっくりする時間を作ってみてはいかがでしょうか。

 

参考文献

『サウナの教科書』加藤容崇 ダイヤモンド社